シュルツ司令の誤算

シュルツはヤマトにポルメリア級を撃沈されたことについて、「空母一隻を失ったのだぞ」とガンツに言っている。ゲールからの圧力が強いのだろう。

浮遊大陸の前線基地を失ったことについてもゲールから追及されているから、艦艇の消耗には相当気を遣っていたことになる。

ヤマトがプラート基地に迫ったため迎撃をする。その方法は、波動砲で艦艇を失うことを恐れたため、反射衛星砲での砲撃に決まった。

3発をヤマトに命中。ヤマトを撃沈したと勘違いしてしまった。

そのため、ヤマト艦載機迎撃のために防空隊を全機発進させてしまった。それで基地の位置を古代、山本に知られた。更に、古代と山本がプラート基地上空に侵入した時に迎撃できなかった。

しかも、ヤマト健在を知ったシュルツは安易に反射衛星砲を発射。砲台の位置も特定されてしまった。

焦りと判断ミスの積み重ねでシュルツは敗れた。

また、艦艇を動かしていなかったため、脱出も遅れ、狭い武器庫、艦艇格納庫で爆発が起こり、事実上、全滅となった。